今回ご紹介するのは、「硝子の塔の殺人」という作品です。
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以下のような構成で紹介していきます(^^)
- 内容の紹介(ネタバレなし)
- この本がオススメな人
- 読み終わったあとの感想
■内容の紹介
先ずは、内容の紹介です。
「硝子の塔」という人里離れた奇妙な館に集められた、癖のある10人の登場人物たち。
〈登場人物〉
館の主人、刑事、料理人、医師、名探偵、メイド、霊能力者、小説家、編集者、執事
彼らは皆、「ミステリー」に何らかの形で関わるものたちと館の関係者である。
彼らが集まった理由は、DNA研究の権威であり、重度のミステリー好きで知られる館の主人 神津島太郎(こうづしま たろう)から、重大な発表があるということで招待されたためであった。
しかし、その発表を前にして、館の主人 神津島は密室で殺されてしまう・・主人公である犯人の手によって・・・(ネタバレにはなっていないのでご安心ください)
そしてこの物語は、主人公である犯人が、その事件を起こしてからの3日間を描いています。
ー以下は、公式HPに書いてある内容ー
2022年 本屋大賞ノミネート作品!
ミステリを愛するすべての人へ
500ページ、一気読み!
知念実希人の新たな代表作誕生
作家デビュー10年 実業之日本社創業125年 記念作品
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、
ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、
圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
著者初の本格ミステリ長編、大本命!
■この本がオススメな人
①ミステリー好き
②伏線好き
③ミステリーオタク(昔ながらのミステリー好き)
④コナンやシャーロックホームズ好き
⑤読み応えのある本が好きな人
今回は、①〜⑤でわかる通り、ミステリーが好きであればあるほどオススメです(^^)!
■読み終わったあとの感想
最後に感想ですが、一言でいうと「王道ミステリー」という感じです!
もう、まさにミステリー作品のど真ん中であり、色んなミステリー作品を読んでいればいるほど楽しめる!
私も小学生の頃から、コナンやシャーロックホームズシリーズを読み漁っていたり、大人になってからも東野圭吾さんの作品が好きだったりする、よく居る平凡ミステリー好き人間なんですが、もうこの作品は楽しいが止まりません!
本の帯びにも書いている通り、ミステリー愛が濃く詰まった作品になっております😀
じゃあ、今までミステリーをそんなに読んだことのない人は楽しめないのか?全くそんなことありません!
むしろ、今までミステリーをそんなに読んだことない人であれば、ぜひ読んでいただいて、この王道ミステリーに触れて、ミステリーの素晴らしさを知ってもらえる作品だと思います😆
唯一、ミステリー初心者へのハードルがあるとすれば、物語のボリューム(量)でしょうか?
恐らくミステリー愛好家は何の問題もなく、ひたすらに楽しめるのですが、ミステリー初心者からすると、助走(要は、事件解決まで)が長いかな?と思います。
しかし、絶対最後まで読んでください。
最後まで読んだ先の楽しさ、ミステリーの醍醐味を存分に味わうことができることを断言します!
これを読んだ後は、ミステリー好きの人と語りたくなる。そんな作品です!
では、オススメポイントは語り尽くしたので、この辺で😁
ぜひ、読んでみてくださいね〜(^^)
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