今回ご紹介するのは、「黒猫の小夜曲(セレナーデ)」という作品です。
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以下のような構成で紹介していきます(^^)
- 内容の紹介(ネタバレなし)
- この本がオススメな人
- 読み終わったあとの感想
■内容の紹介
先ずは、内容の紹介です。
これは、猫の姿で地上に左遷された一人?(一匹?)の死神(高貴な霊的存在)が、未練を残して亡くなった魂たちの未練断ち切るために、奮闘する物語です。
猫の姿で、ある街に降り立ってすぐ、未練を残して死んだため地縛霊となったある一つ(一人?)の魂と出会う。
その魂はこの街に詳しく、他の地縛霊(未練のある魂)の場所を知っているという。
その場所を教えたり協力する代わりに、その魂は猫にある条件を提示する。
「私の魂をある女性の体に入れて、一時的に人間に戻してほしい」という条件をー。
未練を断ち切るのが、使命(仕事?)の猫(高貴な霊的存在)はその条件を受け入れ、その女性(ある魂)とバディとなる。バディとなった2人(1人と1匹)は、街の地縛霊の未練に立ち向かって行く。
その街に居る地縛霊の未練とは?そして、バディとなった女性の未練とは?
それぞれの魂の未練や人生は複雑に絡み合い、バラバラだったはずの物語が少しずつ繋がっていくー。
それぞれの未練や、バディとなった2人(1人と1匹)が織りなすミステリーは、すべての伏線を回収し、最後に人生にとって大切なこと、特に友情と愛について教えてくれます。
ー以下は、本に書いてあるあらすじー
高貴な僕が、ニャンでネコの姿なんかに!?
不本意ながら黒猫の体を借りて地上に降りた “死神”の僕。生前の記憶を失った地縛霊のレディ。
2人で未練を持つ魂を救う中、ミステリアスな事件に遭遇して!?
現役医師が描く、手に汗握るファンタジックミステリー。
高位の霊的存在である僕は、『我が主様』によって、不本意ながら黒猫の姿で地上に派遣された。
この世に未練を残し地縛した魂を『我が主様』のところへ導くのが仕事だ。
記憶喪失の魂と出会った僕は、昏睡状態の女性の体にその魂を入れ、彼女の飼い猫として、街の魂を救い始める。だが、魂たちはなぜかある製薬会社に関係する人物ばかり。その会社では、怪しい秘密の研究が行われていたようで……!?
現役医師がホスピスを舞台に描いた『優しい死神の飼い方』に続く、待望のファンタジックミステリー第2弾。
■この本がオススメな人
①ミステリー好き
②伏線好き
③ミステリーだけでなく、人生観なども好きな人
④比較的なライト(軽め)なミステリーを読みたい人
⑤心温まる物語が好きな人
今回は、特に②と③と⑤の人におすすめ!知念実希人先生の死神シリーズ第2弾!
私は、死神シリーズのすっかりファンになりました!オススメです(^^)!
■読み終わったあとの感想
最後に感想ですが、一言でいうと「友情と愛のミステリー」という感じです!
知念実希人先生の死神シリーズですが、第1弾の「優しい死神の飼い方」を読んですっかりハマってしまったので、第2弾に当たる本作品も読了しました!
今回は、本当に友情と愛の大切さついて学ぶことのできるミステリーでした。
私は本来、友情や愛情や家族といったものをメインにした作品は、ぶっちゃけそこまで好きなタイプではありません。なぜかというと、そういったところをメインにすると、だいたい本質のミステリーが御座なりというか、展開が読めてしまったり、伏線回収が弱かったりするためです。
しかし、この死神シリーズのすごいところは、本質的にはしっかりとしたミステリーで、伏線回収などもバッチリなのですが、多くは語られていない中で、友情や愛情または人生観について考え学ぶことができるところだと思います(^^)
ちなみに、今回の死神シリーズはシリーズもので、話が繋がっているタイプです。
1.優しい死神の飼い方
2.黒猫の小夜曲(セレナーデ)←今回の作品
3.死神と天使の円舞曲(ワルツ)←最新作(2022年5月発売)
なので、この死神シリーズを読む方は、「優しい死神の飼い方」から読むことをオススメします。
第一弾を読んだら、きっと死神シリーズにハマれると思います!
ちなみに、1.優しい死神の飼い方についても、記事をまとめているので、よろしければ見てみてください(^^)
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さてさて、死神シリーズも第2弾まで来たら・・
もちろん!最新作の死神と天使の円舞曲(ワルツ)も購入予定です!
読んだ感想は、またレビューしますのでお楽しみに〜(^^)
では、最近オススメの死神シリーズぜひ読んでみてくださいね〜!
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