今回ご紹介するのは、「優しい死神の飼い方」という作品です。
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以下のような構成で紹介していきます(^^)
- 内容の紹介（ネタバレなし）
- この本がオススメな人
- 読み終わったあとの感想
■内容の紹介
先ずは、内容の紹介です。
これは、犬の姿で地上に左遷された一人？（一匹？）の死神が、死の間際にいる人間の未練を断ち切るために、奮闘する物語です。
あるホスピス（治療よりも本人の意思が尊重される医療機関）に集まっている人間は、何れも余命僅かな患者たちで、皆それぞれに未練を心に宿していました。
そんなホスピスにやってきた外見：犬（中身：死神）が、皆の未練を断ち切るために、未練の原因を解き明かしていくミステリーです。
しかし、やがて皆の過去の未練は複雑に絡み合い、そしてある事件に繋がっていきます。
患者の未練の正体とは？ある事件の真相とは？死神が地上に来た意味とは？
患者たちの、死神の、物語の、すべての結末を知ったとき、あなたの心は温まる。
ー以下は、本に書いてあるあらすじー
犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷・・・・・もとい派遣された死神のレオ。
戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。
死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。
しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていたーーー。
天然キャラの死神の奮闘と人間の交流に、心温まるハートフルミステリー。
■この本がオススメな人
①ミステリー好き
②伏線好き
③心温まる話が好きな人
④最近少しお疲れ気味な人
⑤クスッと笑える要素のある話が好きな人
今回は、特に③、④、⑤の人におすすめ！
最近少しお疲れ気味のあなたに、ハートフルなお話が好きなあなたにおすすめです(^^)！
■読み終わったあとの感想
最後に感想ですが、一言でいうと「ハートフルミステリー」という感じです！
最期まで読んだときに、こんなに心が温まるミステリーを、私は初めて読みました😊💓
それぞれの患者の 未練 を、死神が解き明かしながら開放していく過程が、死神目線で描かれています。
そのことで、人間の不合理性や時に見せる非論理的な言動が描かれており、そして最初はそれが理解できない死神が、人間と関わっていくうちに、徐々にそんな人間的な性質を理解していきます。
人間の不合理性や非論理性（まとめるとそれが感情？）は、善い方向に働くこともあれば、逆もある。
だからこそ、善い方向に働かすべきなんだということを、この物語が教えてくれます。
そんな死神を変えていくのは、表紙にも居る、一人の心優しい女性との出会い。
この女性と死神に待ち受ける最期を知ったとき、あなたは感動し、心の底から温まること間違いありません😆！
ラスト3ページには、この物語を通すことで知った、人生において本当に大事にすべき考えがまとめられていて、最期まで読んだ人は、その考えに納得し明日からの生活を 善い方向 に変えることができるでしょう。
最近、濃いミステリー系やビジネス書を多く読んでいて、もう少しほっこりする本が読みたいと思って、本屋さんを散策していたときに、この本に出会いました。そして、まさに私が求めていた本でした！
同じように、ほっこりしたい方いるのではないでしょうか？そんな人には、めちゃくちゃおすすめです！！
では、オススメポイントは語り尽くしたので、この辺で😁
ぜひ、読んでみてくださいね〜(^^)
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